「Apex heap size too large」エラーが発生した場合の対処手順
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CalsketのGoogleカレンダー同期機能を利用している場合、稀に「Apex heap size too large」を含むエラーが発生することがあります。
CalsketではGoogleカレンダーからSalesforceへの同期を行う際に、Googleカレンダーから取得した予定データをSalesforceのヒープ領域に展開した上で処理を行いますが、この総量がSalesforceの制限を超えた場合に発生しているものです。
Calsketの初期同期(既存データの同期)時ではデフォルトで5ユーザー単位、定期的に実行している通常の同期処理では、デフォルトで50ユーザー単位で取得を行っているため、利用ユーザー数の規模には影響を受けませんが、Googleカレンダー上のメモの量や招待者数が多い予定が固まっていたりした場合に発生する可能性があります。
本件は「Googleカレンダー同期 初期同期 予定取得バッチサイズ」と「Googleカレンダー同期 予定取得バッチサイズ」を変更することで下記の手順に従って設定することで、同時に実行される処理数を制限し、エラーを回避することが可能です。本エラーが発生した場合はまず下記の手順をお試しください。
エラーの確認方法については「定期的なジョブで発生するエラーの確認方法」をご参考ください。
❶ Salesforceの設定画面を開きます。
❷ 左上の「クイック検索」に「カスタム設定」と入力し、「カスタム設定」をクリックします。
❸ 「Calsketシステム設定」の左側の「Manage」をクリックします。
❹ 「編集」ボタンをクリックします。
❺ 初期同期時にエラーが発生する場合は「Googleカレンダー同期 初期同期 予定取得バッチサイズ」を「5」より小さく、5分おきに実行される通常の同期処理時にエラーが発生する場合は「Googleカレンダー同期 予定取得バッチサイズ」に「50」より小さい値を入力し、「保存」ボタンをクリックしてください。
❻ 本設定を行った上で様子を見ていただき、それでも発生するようであればバッチサイズをより下げてお試しください。仮にバッチサイズを「1」にしてもエラーがでるようであれば、弊社サポート窓口よりご相談ください。