Calsketのインストール

目次

0. Calsketの動作環境など

Webブラウザー: Saleforceがサポートしているブラウザーに準拠

Salesforceエディション : Enterprise, Unlimited, Force.com, Developer, Performance(Communityでの利用には対応しておりません

Calsketは日本国内での利用を前提としたアプリです。現状、日本以外のタイムゾーンで利用することはできません

Calsketの利用にはSalesforce APIにアクセスできる必要があります。下記手順にそって設定後も動作しない場合は、プロファイルの「システム権限」の「APIの有効化」にチェックが入っていることをご確認ください。

その他、Calsketの制限事項については「Calsketの制限事項」をご参考ください。

1. Calsketのインストール

Calsketのインストールは「システム管理者」プロファイルが割り当てられたユーザーが実施してください。

AppExchange内の「Calsket」ページにアクセスし、「今すぐ入手」ボタンをクリックしてください。

❸ インストール環境を選択します。

❹ 「私は契約条件を読み、同意します」にチェックを入れ、「確認してインストール」ボタンをクリックしてください。

契約条件(利用規約)はこちらのページからも参照可能です。

❺ Salesforceのログイン画面に遷移しますので、インストール対象のSalesforce組織にログインしてください。

❻ 「管理者のみのインストール」を選択し、「インストール」ボタンをクリックしてください。

この画面の前にログイン画面が表示される場合はインストール対象のSalesforce組織のアカウントでログインしてください。

Calsketをすべてのユーザーに利用させたい場合でも、ここでは必ず「管理者のみのインストール」を選択してください

Googleカレンダーと連携する場合に必要となる承認です。

❽ 以上で完了です。「完了」ボタンをクリックしてください。

2. Calsketのライセンス割り当て

❶ Salesforce組織にログインし、設定画面に遷移してください。 ❷「クイック検索」 ボックスに「インストール済みパッケージ」と入力し、「インストール済みパッケージ」 を選択してください。 ❸「インストール済みパッケージ」が表示されるため、「Calsket」の左脇の「ライセンスの管理」をクリックします。

❹「パッケージの詳細 Calsket」画面に遷移しますので、「ライセンスを付与したユーザー」セクションの「ユーザーの追加」ボタンをクリックしてください。

❺「選択可能なユーザー」セクションでライセンスを追加したいユーザにチェックを入れ、下部の「追加」ボタンをクリックしてください。

❻ 以上で設定は終了です。

3. 権限セットの割り当て

Calsketの利用にはユーザーへの権限セットの割り当てが必要です。Calsketには利用ユーザー用の「Calsket」とCalsketのシステム管理者用の「Calsket管理」の2つの権限セットが用意されています。下記の手順に従ってCalsketを利用するのみのユーザーには「Calsketユーザー」を、システム管理者の方には「Calsketユーザー」と「Calsket管理者」の両方の権限セットの割り当てを行ってください。

❶ Salesforce組織にログインし、設定画面に遷移してください。

❷ 「クイック検索」 ボックスに「権限セット」と入力し、「権限セット」 を選択します。

❸ 割り当てる権限セットをクリックしてください。

❹「割り当ての管理」ボタンをクリックしてください。

❺「割り当てを追加」ボタンをクリックしてください。

割り当てを行うユーザーを選択し、「次へ」ボタンを押してください。

有効期限オプションを選択し、「割り当て」ボタンをクリックします。

以上で完了です。「完了」ボタンをクリックしてください。

4. アプリケーション参照権限の付与

Calsket関連アプリケーションの参照権限の付与をプロファイル単位で行います。

「2. 権限セットの割り当て」にて、「Calsket管理者」を割り当てたユーザーはCalsketアプリケーション参照権限が付与されているため「3. アプリケーション参照権限の付与」の手順は不要です。

設定手順

❺ 「カスタムアプリケーション設定」セクションで、参照権限を付与するアプリケーションの「参照可能」チェックボックスにチェックを入れ、「保存」ボタンをクリックします。

❻ 以上で設定完了です。必要に応じて各プロファイルに同様の設定を行ってください。

5. システム権限「APIの有効化」の付与

Calsketでは一部REST APIを使用します。利用するユーザーのプロファイルのシステム権限「APIの有効化」が無効な場合、有効にする必要があります。

❶ Salesforceの管理画面を開きます。

❷ クイック検索ボックスで「プロファイル」と入力し、「プロファイル」をクリックします。

❸ 参照権限を付与するプロファイルをクリックします。

❹ 「編集」ボタンをクリックします。

❺「システム権限」のセクションまでスクロールして「APIの有効化」にチェックを入れ保存します。

APIはProfessional Edition以下では基本的には利用できないため、CalsketもEnterprise Edition以上のEditionがサポート対象となります。

6. 定期的なジョブ実行の開始

Calsketの動作には定期的なジョブの実行が必要です。下記の設定は必ず権限セット「Casketユーザー」「Calsket管理者」、システム管理者プロファイル、Calsketのライセンスが割り当てられたユーザーが実行してください。

また、Calsketのインストール後もこの「定期的なジョブの実行の開始」を行ったユーザーからは上記の権限及びライセンスの割り当てを外さないようご注意ください。

❶ Lightning Experienceの場合は「Calsket」アプリケーション、Salesforce Classicの場合は「Calsket管理」アプリケーションを開き、「Calsket設定」タブに移動してください。

❷ 「定期的なジョブの実行」セクションの「定期的なジョブ実行の開始」ボタンをクリックしてください。

❸ 以上で実行完了です。

7. 初期データ移行

初期データ移行は既存のSalesforceの行動データをCalsket上で参照するために必要な操作です。Calsketでは最大3カ月前以降が開始日時に設定されている行動データを表示することが可能です。

Calsketをインストール後に登録されたSalesforceの行動データはすべてCalsketに自動的に表示されます。

❶ Lightning Experienceの場合は「Calsket」アプリケーション、Salesforce Classicの場合は「Calsket管理」アプリケーションを開き、「Calsket設定」タブに移動してください。 ❷「初期データ移行」セクション において、Calsketに表示したい行動の期間を選択し、「初期データ移行開始」ボタンをクリックしてください。

❸ 設定完了のメールが届きましたら、Calsketの初期データ移行は完了です。

8. メールの送信設定の確認

❶ Salesforceの設定画面のクイック検索ボックスに「送信」と入力し、「送信」をクリックします。

❷ 「メールを送信するためのアクセス権 (すべてのメールサービス)」セクションの「アクセス権」を「すべてのメール」に設定し、「保存」ボタンをクリックしてください。

9. Calsketへのアクセス

Calsketへのアクセスは、Salesforceの「Calsket」アプリケーションに移動することで利用可能です。

❶ Lightning Experienctの場合(アプリケーションランチャーからCalsket)

❷ Salesforce Classiceの場合(アプリケーションメニューからCalsket)

Calsketが表示され、使用を開始できます。

10. モバイル

SalesforceのモバイルアプリのナビゲーションメニューにCalsketを追加する設定手順です。

❶ Salesforce組織にログインし、設定画面に遷移してください。 ❷ 「クイック検索」 ボックスに「ナビゲーション」と入力し、「Salesforceナビゲーション」 を選択してください。 ❸ 「Calsket」を選択し、ナビゲーションメニューに追加します。

11. カレンダーの共有設定

ここまでの設定でCalsketを利用することも可能ですが、この状態で行動に名前や関連先を登録せずに保存した場合、「行動の所有者」「所有者の上位ロールのユーザー」「システム管理者」以外のユーザーは他人の予定の詳細を参照することができません。

以上を回避するため、下記の設定を行うことで、全ユーザーにすべての予定を共有することが可能です。また、会議室/設備予約機能を利用される場合は本設定は必須設定となります。

❶ 全ユーザー共通で共有設定を行う場合 → 「全ユーザーへの行動の共有を設定する」の手順で設定を行ってください。

❷ ロールやプロファイルごとに行動に対するアクセス権限をコントロールしたい場合 → 「予定あり」としか表示されない他人の予定を参照する方法」の /手順を参考にプロセスやApexトリガー等を利用して設定、開発を行ってください。

12. その他

以上で基本的な設定は終了です。その他、必要に応じて下記のページもご参考ください。

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