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このページ内
  • 1. 関連先に設定するオブジェクトを追加
  • 2. オブジェクトの参照権限付与設定
  • 3. Flow Builderでの設定
  • 4. 組織の共有設定の確認
  1. Tips

「予定あり」としか表示されない他人の予定を参照する方法

最終更新 11 か月前

Salesforceの仕様上、他ユーザーが登録した関連先のない「行動」(予定)は参照できません(仕様についてはをご覧ください)。Calsketでもこれらの「行動」は「予定あり」と表示され、詳細を参照することはできません。そこで、Salesforceで標準提供されている「Flow Builder」を利用し、関連先のない「行動」が作成された場合に自動的にカレンダー共有用のレコードを関連先に追加するレコードトリガーフローを作成することで、他人の予定も参照可能することができます。

行動を共有するために強制的に関連先を追加してしまう、半ば強引な手法ではありますが、関連付けるレコードの参照権限をコントロールすることで、Salesforceのアクセス権限管理の考え方から逸脱せずに対応できることから、現状最も有効な対応策です。

このTipsに記載されている内容を設定後、新規に登録された行動には自動的に関連先が追加されますが、既存の行動データに自動的に関連先が追加されることはありません。既存の行動データに一括で関連先を追加したい場合は別途ご相談ください。

全ユーザー共通で共有設定を行う場合は、「」のご利用をご検討ください。

ロールやプロファイルごとに行動に対するアクセス権限をコントロールしたい場合は本手順を参考にプロセスやApexトリガー等を利用して設定、開発を行ってください。

目次

1. 関連先に設定するオブジェクトを追加

❶ 設定画面にて 「オブジェクトマネージャー」タブをクリックします。

❷ 右上の「作成」から「カスタムオブジェクト」をクリックします。

❸ 「行動」共有用のオブジェクトを作成します。

ここでは例としてオブジェクト名を「共有カレンダー」とします(任意の名前で構いません)。この際、「追加の機能」の「活動を許可」にチェックを入れます。

❹ 設定画面の「ホーム」タブに戻り、クイック検索にて「タブ」を検索、「タブ」をクリックします。

一時的にタブを追加して、「共有カレンダー」にレコードを作成します。

❺ 「カスタムオブジェクトタブ」の「新規」ボタンをクリックします。

❻ 「オブジェクト」に先程作成した「共有カレンダー」を選択し、「次へ」を押し、ステップに沿ってタブを作成します。

❼ 「アプリケーションランチャー」を開き、「すべての項目」から「共有カレンダー」をクリックします。

例として「共有カレンダー」という名前でレコードを1件作成。

❽ 後ほどプロセスビルダーで使用するため、作成したオブジェクトのID(URL最後の文字列)を控えておきます。


2. オブジェクトの参照権限付与設定

❶ 設定画面の「ホーム」のクイック検索にて「プロファイル」を検索、「プロファイル」をクリックし、参照権限を与えたいプロファイルをクリックします。

❷ 「オブジェクト設定」をクリックします。

❸ 「設定の検索」にて「共有カレンダー」を入力して設定画面を表示させ、「編集」ボタンをクリックします。

❹ 「オブジェクト権限」セクションにおいて、必要に応じて権限の有効化にチェックを入れ、「保存」ボタンをクリックします。


3. Flow Builderでの設定

Flow Builderを起動して、「関連先」がない「行動」が更新された場合に、作成したレコード「共有カレンダー」を「関連先」に追加するように設定します。

❶ 設定画面の「ホーム」のクイック検索にて「フロー」と検索し、「フロー」をクリックします。

❷ 新しいフローを作成するため、右上の「新規フロー」ボタンをクリックします。

❸ 「新規フロー」の画面に遷移するので、「レコードトリガーフロー」を選択し、「作成」ボタンをクリックします。

❹ 「開始を設定」の画面に遷移するので、以下のように内容を設定し、「完了」ボタンをクリックします。

オブジェクトを選択

  • オブジェクト:行動

トリガーを設定

  • フローをトリガーする条件:レコードが作成または更新された

エントリ条件を設定

  • 条件の要件:すべての条件に一致(AND)

  • [条件を設定] 1つ目

  • 項目: WhatId(関連先ID)

  • 演算子: ヌル(null)

  • 値: True

  • [条件]はすべての条件に一致(AND)

  • [条件を設定] 2つ目

  • 項目: IsPrivate(非公開)

  • 演算子: 次の文字列と一致する

  • 値: False

  • [条件]はすべての条件に一致(AND)

  • [条件を設定] 3つ目

  • 項目: WhoId(名前ID)

  • 演算子: ヌル(null)

  • 値: True

  • 更新されたレコードでフローを実行するタイミング:条件の要件に一致するようにレコードを更新したときのみ。

  • フローを最適化:高速項目更新

❺ フローの画面に遷移するので、「+」をクリックして要素を追加します。

❻ 「トリガーレコードを更新」をクリックします。

❼ 「新規レコードの更新」の画面に遷移するので、以下のように内容を設定し、「完了」ボタンをクリックします。

  • 表示レベル:任意の表示ラベル名(例:「共有カレンダーを追加」)

  • API参照名:任意のAPI参照名(例:「AddSharedCalender」)

  • 更新するレコードを検索してその値を設定する方法:フローをトリガーした 行動 レコードを使用

検索条件を設定

  • レコードを更新する条件の要件:なし-常にレコードを更新

行動の項目値をレコードに設定

  • 項目:WhatId(関連先ID)

  • 値:<作成した共有カレンダーレコードのIDを指定>

❽ 右上の「保存」ボタンをクリックします。

❾ 「フローを保存」の画面に遷移するので、任意の「フローの表示ラベル」と「フローのAPI参照名」を入力し、「保存」ボタンをクリックします。

❿ 右上の「有効化」ボタンをクリックします。

⓫ 以上で設定は終了です。新規で「関連先」を設定せずに「行動」を作成し、自動的に「関連先」に「共有カレンダー」が追加されるのをご確認ください。Calsket上でも、「予定あり」と表示されていた他ユーザーの「行動」も参照可能になったことをご確認ください。


4. 組織の共有設定の確認

❶ 設定画面のクイック検索ボックスに「共有」と入力して表示された「共有設定」をクリックしてください。

❷ 「活動オブジェクト」の「デフォルトの内部アクセス権」を確認し、「非公開」になっている場合は「編集」ボタンをクリックします。

「親レコードに連動」になっている場合は設定不要です。

❸ 「活動」オブジェクトの「デフォルトの内部アクセス権」を「親レコードに連動」に変更し、「保存」ボタンをクリックしてください。

❹ 以上で設定終了です。

作成したオブジェクトのレコードを関連付けることで行動の共有範囲を制御するためには、共有する対象ユーザにオブジェクトの参照権限を付与する必要があります。オブジェクトのアクセス権限についてはを参照してください。

ここでは例として参照権限を与えたいプロファイルを「カスタム標準ユーザー」とします。編集できないプロファイルに関してはをご覧ください。

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全ユーザーへの行動の共有を設定する
1.関連先に設定するオブジェクトを追加
2.オブジェクトの参照権限付与設定
3.Flow Builderでの設定
4.組織の共有設定の確認