Calsketの古いFreeBusyの削除について

本ページではCalsketの古いFreeBusyレコードの削除時の影響や削除方法の例についてご説明します。Salesforceのディスク容量が圧迫されている等、データの整理をご検討されている際にご参照ください。

目次

1. FreeBusyとその削除について

Calsketでは、全ての行動レコードと対になるFreeBusyレコードを作成・更新し、利用しています。FreeBusyレコードには、Calsketのカレンダー画面にSalesforceの行動を取り扱うために必要な情報が含まれています。また、Googleカレンダー同期機能を利用する場合は、Googleカレンダー同期に必要な情報(Gogoleカレンダー側の予定IDなど)が含まれています。

Calsketのすべての機能は各所でFreeBusyを利用していますので、Calsketをご利用される上ではFreeBusyは必須になります。

FreeBusyを削除した場合の影響は下記の通りです。

  • 削除したFreeBusyと対になる行動レコードは、Calsket上に表示されなくなります。

  • 削除したFreeBusyと対になる行動レコードがGoogleカレンダーとの同期対象から除外されます。対象の行動を編集しても、GoogleおよびSalesforceに編集内容が反映されなくなります。

2. FreeBusyの削除方法

CalsketにはFreeBusyを削除する機能は存在しないため、Salesforceのデータローダー等を利用して直接削除していただく必要があります。

FreeBusyオブジェクトには、行動レコードの開始日時(cuhacker__StartDateTime__c)と

終了日時(cuhacker__EndDateTime__c)をもっているため、これらを利用して削除することが可能です。

例えば、行動のアーカイブ対象と合わせ、終了してから365日以前の繰り返し予定を除く行動のFreeBusyを削除するのであれば、まず、データローダーで下記のSOQLを利用してFreeBusyレコードをエクスポートします。

SELECT Id, cuhacker__StartDateTime__c, cuhacker__EndDateTime__c,
cuhacker__IsRecurrence__c
FROM cuhacker__FreeBusy__c
WHERE cuhacker__EndDateTime__c < LAST_N_DAYS:366
AND cuhacker__IsRecurrence__c = FALSE
ORDER BY cuhacker__EndDateTime__c DESC

上記でエクスポートしたレコードのIdを利用して、またデータローダーで削除を行うイメージです。

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