特定のレコードが地図に読み込まれないときのトラブルシューティング
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本Tipsでは、特定のレコードが地図に読み込まれない原因として考えられる事項を紹介いたします。
MatchingMapで「レコードが地図に読み込まれない」とは、地図画面上でフィルターの絞り込み条件をすべて解除してもレコードが表示されない状況を指しています。地図画面上でフィルターの絞り込み条件をすべて解除してもレコードが表示されない場合は、下記をご参照ください。
レコードが地図に読み込まれない原因として、対象レコードの地理位置情報(緯度・経度情報)が取得できていないことが考えられます。対象レコードの地理位置情報(緯度・経度情報)が取得できていないことが考えられるときに確認いただきたい箇所がいくつかありますので紹介します。
地理位置取得情報処理でエラーが発生しているかはApexジョブで確認できます。状況が「失敗」となっていたり、失敗が「0」以外の数字になっているジョブがないか確認してください。
対象レコードの地理位置情報取得対象とするかを表すチェックボックス項目の設定にて、地理位置情報が取得対象外になっている場合はレコードが地図に読み込まれません。対象レコードのチェックボックス項目の設定をご確認ください。チェックボックス項目の設定にて、設定した項目の値が「True」のレコードのみ地理位置情報取得の対象となり、値が「False」のレコードは地理位置情報取得の対象外となります。
地理位置情報取得対象とするかを表すチェックボックス項目の設定については、「設定 - 地理位置情報取得対象とするかを表すチェックボックス項目」をご参照ください。
フローの設定で対象レコードの地理位置情報が取得対象外になっている場合は、レコードが地図に読み込まれません。地理位置情報を取得するレコードトリガーフローを設定されている場合、フローの設定をご確認ください。
地理位置情報を取得するレコードトリガーフローの詳細については、「地理位置情報を取得するレコードトリガーフローを設定する」をご参照ください。
レコードが地図に読み込まれない原因として、対象レコードが設定上読み込み対象外になっていることが考えられます。対象レコードが設定上読み込み対象外になっていることが考えられるときに確認いただきたい箇所がいくつかありますので紹介します。
「読み込み対象レコードの絞り込みを設定する」が設定されており、対象レコードの「地図上にプロットするレコードかどうかを表すフラグ項目」がFALSEになっている場合は、レコードが地図に読み込まれません。「地図上にプロットするレコードかどうかを表すフラグ項目」がTRUEを返すレコードのみ地図上に表示されます。
読み込み対象レコードの絞り込みの設定についての詳細は、「地図に読み込むレコードを調整する設定>1.読み込み対象レコードの絞り込みを設定する」をご参照ください。
「地図に読み込むレコードの上限」に設定した上限を超えたレコードは地図に読み込まれません。上限を超える場合、『「地図に読み込むレコード数の上限」を超えたレコードの読み込みを許可』をオンにすることで残っているレコードを更に読み込むようにすることも可能です。ただし、地図の動作が重くなる可能性がありますので、基本的には上限値内で検索可能なように対象データを管理してください。
地図に読み込むレコードの上限の設定の詳細については、「地図に読み込むレコードを調整する設定>2.地図に読み込むレコードの上限を設定する」をご参照ください。
対象レコードが「中心点からの距離」のデフォルト値(半径100km)を超えている場合は地図に読み込まれません。また、カスタムリンクの起動パラメーター「検索対象範囲(同心円)の最大半径」で指定した距離を超えた場所に存在するレコードも地図に読み込まれません。
カスタムリンクの検索対象範囲の最大半径の詳細については、「地図の起動パラメーターについて>3.radius:検索対象範囲(同心円)の最大半径」をご参照ください。
マーカー表示設定にて、選択リスト型項目のフィルターに使用するオプション値の絞り込みをしている場合は設定内容をご確認ください。選択リスト値の設定にて、「利用するオプション値を選択する」にチェックを入れている、かつ「非表示のオプション値の動作を選択」で「該当するレコードを読み込まない」が設定されている状態で、対象レコードが非表示のオプション値に選択されているレコードである場合、対象レコードは地図に読み込まれません。
選択リスト型項目のフィルターに使用するオプション値の絞り込みの詳細については、「地図表示設定>マーカー表示設定>5.選択リスト型項目のフィルターに使用するオプション値の絞り込み」をご参照ください。