地理位置情報取得バッチ設定
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地理位置情報取得バッチの定期実行は、以下の手順で登録します。
設定を登録したオブジェクトを地理位置情報取得バッチの処理対象とするには、「地理位置情報取得バッチ定期実行の対象とする」スイッチをオンにします。
新規にオブジェクト設定を追加した場合は、オブジェクト設定を保存した後「地理位置情報バッチ設定 」セクションで設定します。
「地理位置情報取得バッチ定期実行の対象とする」スイッチをオンにしたたけでは地理位置情報を取得処理は実行されません。あわせて、地理位置情報取得バッチの定期実行またはMatchingMap 位置情報セット アクション」を使用したフローを有効化する必要があります。
地理位置情報取得バッチは、Apexスケジューラとして提供されています。
定期実行を登録するには、右側の「定期実行設定」の「10分毎に定期実行を登録する」スイッチをオンにするか、Salesforceの「設定」の「Apexクラス」の「Apexスケジュール」から手動で登録します。
右側の「定期実行設定」の「10分ごとの定期実行を登録する」スイッチを有効化すると、10分ごとに地理位置情報取得バッチが起動されるようになります。
バッチ起動時に前のバッチ処理が完了していなかった場合は、バッチ処理の実行はスキップされます。
❷ 「設定」の「Apexスケジュール」から手動登録する
Salesforceの「設定」の左上のクイック検索で「Apex」と入力し、表示される「Apex クラス」を開き、「Apex をスケジュール」ボタンをクリックします。
「Apexをスケジュール」の登録画面で以下を入して「保存」ボタンをクリックして保存します。
ジョブ名: わかりやすい任意の値を入力します。
Apexクラス: 「SetGeolocationScheduler」を入力します。
Apex の実行をスケジュール: バッチを起動する時刻を選択します。
頻度: バッチを起動する日を指定します。毎日の場合は、「毎週」を選択しすべての曜日にチェックを入れます。
開始: 入力した日付より定期実行が開始されます。
終了: 指定した日時以降はバッチ起動が無効化されます。「終了」の日付は十分に長く設定してください。
希望開始時刻: バッチを起動する時刻を指定します。
1-2.の手順で登録した定期実行のスケジュールは「現在登録されているスケジュール」で確認することができます。
地理位置情報取得バッチの処理は、デフォルトでは10レコードずつ実行されます。
レコードトリガーフローやApexトリガーの処理が、地理位置情報取得対象オブジェクトに大量に定義されている場合には10件でも各種ガバナエラーが発生する可能性があります。バッチサイズを10より小さく設定することでガバナエラーを回避することが可能な場合があります。
10件は、Apexの一括処理の各バッチ処理ごとに外部API呼び出し可能な回数の上限になります。
Salesforce組織の非同期処理実行するには限りがあるため(250,000 か、組織内のユーザーライセンス数 × 200 の大きい方の値)、小さな値を設定することは推奨されません。他の処理に影響を与えないよう慎重な検討が必要です。参考: Lightning Platform フォームの Apex 制限
バッチサイズの設定は、以下の「地理位置情報取得バッチ バッチサイズを選択する」で1〜10を指定します。
地理位置情報取得バッチを即時実行することもできます。
MatchingMap導入時にすぐに地理位置情報取得を試したい場合や、地理位置情報取得に失敗したレコードの住所を修正して地理位置情報取得バッチを再実行したいときにご利用ください。
即時実行するには、以下の「即時実行」ボタンをクリックします。
即時実行時は、以下の条件を満たすレコードが地理位置情報を取得する対象となります。定期実行時とするレコードの絞り込み条件が異なりますので注意ください。
「地理位置情報取得結果」に指定した項目の値が、空またはエラーステータスのレコード
「地理位置情報取得結果」の項目が設定されていない場合は住所を持つ全レコード
初回実行時は、定期実行と同じく住所を持つ全レコードに対して実行されます。