マッチングオブジェクト設定
最終更新
こちらのページでは、下記画像の赤枠内のマッチングオブジェクト設定について記載しています。
マッチングオブジェクト設定ではMatchingMapの地図に表示するオブジェクトを選択し、地理位置情報を含む項目を設定します。
MatchingMapは、地図上に表示した求職者と求人施設をマッチングさせ、その情報を保持するオブジェクトのレコードを生成するために利用します。
以下は、パッケージに含まれるサンプルオブジェクトの構成です。
マッチングオブジェクト「MM求人施設 x 求職者マッチング」は、求人施設オブジェクト「MM求人施設」および求職者オブジェクト「MM求職者」を参照する項目があり、求職者と求人施設をつなぐオブジェクトとして定義されてます。
新しいSalesforce組織でMatchingMapの利用を開始する場合はサンプルオブジェクトをそのまま利用可能な場合もありますが、取引先やリードなどの標準オブジェクトや、求人施設/求職者/マッチングに対応する既存のカスタムオブジェクトを利用したい場合は「MatchingMap」アプリケーションの「地図表示設定」でそれらを設定できます。
マッチングオブジェクトのレコードは、求職者と求人施設を多対多につなぐため、重複ルールなどを定義していない場合は同じ求職者と求人施設の組み合わせのレコードは複数存在する場合があります。その場合、MatchingMapは最後に更新されたレコードを処理対象とします。
❶ アプリケーションランチャーで「Match」と検索し、「MatchingMap」アプリケーションを開きます。
❷「MatchingMap管理」タブを開きます。
❸ 以下のプルダウンより、マッチングオブジェクトを選択します。
❹ オブジェクトを変更すると、「求職者オブジェクト設定」、「求人オブジェクト設定」、「地図表示設定」の各タブの設定はリセットされます。
オブジェクト設定がすでに存在する場合は、「マッチングオブジェクト設定」セクションが閉じられています。セクションのヘッダーをクリックすると開きます。
続いて、選択したマッチングオブジェクトに定義されている参照項目の中から求職者および求人オブジェクトを参照する項目を選択し、地理位置情報を含む項目を選択し設定します。
求職者オブジェクトを参照する項目を「マッチングオブジェクトから求職者オブジェクトを参照する項目 」で、求人オブジェクトを参照する項目を「マッチングオブジェクトから求人オブジェクトを参照する項目」から選択します。
地図上に表示するレコードのラベル(以下の赤枠)として使用するフィールドを選択します。
ラベルとして使用する項目のプルダウンから選択します。文字列型の項目から選択することができます。
住所および地図にマーカーを表示するための地理位置情報(緯度経度)を保持する項目を選択します。
Salesforceで緯度経度を保持する項目のデータ型には、住所型と地理位置情報型があります。地理位置情報型は緯度経度のみで住所情報が含まれないため、カスタムオブジェクトなどで地理位置情報を選択する場合は、住所のテキストを含む項目を別途選択する必要があります。
住所型の項目を使用する場合
「住所項目を使用」を選択し、住所項目プルダウンで住所型の項目を選択します。
地理位置情報型の項目を使用する場合
「地理位置情報型項目+テキスト型項目を使用」を選択し、「位置情報項目」のプルダウンで地理位置情報を保持する項目を、「住所(テキスト)項目」のプルダウンで住所を保持する項目を選択します。
「位置情報型項目」に設定する項目には、データ型が「地理位置情報型」の項目を設定します。また項目の「緯度および経度表示の表記法」は「少数」を、「小数点の位置」は「7」を設定します。
「住所(テキスト)項目」は、「テキスト型」、「テキストエリア型」に加えテキストを返す「数式」の項目を選択することが可能です。求人施設オブジェクトが取引先を参照するカスタムオブジェクトの場合、数式で取引先の住所を参照する数式を利用できます。
以上が設定できたら、「地図表示設定」に進み地図に表示する項目などを選択していきます。