Classicでマッチング作成ボタンからレコード作成画面表示するためのURLを設定する
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MatchingMapで選択したマーカーからマッチング作成ボタンをクリックした際には選択した求職者、求人施設が自動でセットされた状態のマッチングレコード作成ページが表示されますが、Classicの場合は求職者、求人施設の入力項目が自動判別できないためマッチングオブジェクトの新規レコード作成ページのURLを設定する必要があります。
まず、Classicでマッチングオブジェクトとして設定したオブジェクトの新規作成ページを開きます。
以下、サンプルオブジェクトの「MM求人施設x求職者マッチング」の例で説明します。
これは、「MM求人施設x求職者マッチング」の新規作成ページですが、MatchingMapで「MM求人施設x求職者マッチング作成」ボタンをクリックして表示すると、「情報」セクションの「求職者」と「求人施設」に参照値が自動で入力されるように対応します。
「求職者」と「求人施設」項目への値のセットは、Salesforceのヘルプにある「Salesforce Classic の URL パラメーターを使用したデフォルト項目値を含むレコード作成ページの起動」の仕組みを利用しています。 そのため、各項目のHTMLのinput要素のid属性の値を調べてURLを組み立てる必要があります。
input要素の調査方法はGoogle Chromeを使用した例で解説します。
「求職者」項目にフォーカスして右クリックのメニューから「検証」を選択します。
開発ツールの「Elements」タブ表示され、「求職者」のinput要素がフォーカスされます。
id属性の値、以下の場合は「CF00N0l0000097qXV」をコピーしておきます。
同様に求人施設のinput要素のid属性の値も調べます。以下の場合は「CF00N0l0000097qXW」が求人施設のinput要素のid属性の値です。
URLは、以下の形式となります。
/<オブジェクトIDの先頭3桁>/e?Name={recordName}&<求職者項目のinput要素のid>={jobSeekerName}&<求職者項目のinput要素のid>_lkid={jobSeekerId}&<求人施設のinput要素のid>={facilityName}&<求人施設のinput要素のid>_lkid={facilityId}
{}で囲まれた斜体の文字列は、マッチング作成時に以下の値に自動で置換される文字列です。そのままURLに含めてください。
{recordName}: マッチングオブジェクトレコードの名前、名前は「<求人施設名> x <求職者名>」という形式で自動生成された値がセットされます。
{jobSeekerName}: 求職者名に置換されます。
{jobSeekerId}: 求職者レコードのIdに置換されます。
{facilityName}: 求人施設名に置換されます。
{facilityId}: 求人施設レコードのIdに置換されます。
上記で、確認したinput要素のidの値を適用すると以下の例となります。
/a00/e?Name={recordName}&CF00N0l0000097qXV={jobSeekerName}&CF00N0l0000097qXV_lkid={jobSeekerId}&CF00N0l0000097qXW={facilityName}&CF00N0l0000097qXW_lkid={facilityId}
「MatchingMap」アプリケーションの「MatchingMap管理」タブを開きます。 「地図表示設定」タブの「マッチング作成に関する設定 」セクションを開き、「Classic用のマッチングレコード作成URL」に作成したURLを入力して「保存」をクリックして反映します。
Classicでマッチング作成時にTrueをセットしたい場合は、「Classic用のマッチングレコード作成URL」の末尾に「&<フラグ項目のinput要素d>=1
」を追加します。また、併せて、一括マッチング作成時にも同様にフラグ項目がTrueにセットされるように「MatchingMap経由で作成した場合にTrueがセットされるフラグ項目」を指定する必要があります。
このような場合のURLは、以下の形式となります。
/<オブジェクトIDの先頭3桁>/e?Name={recordName}&<求職者項目のinput要素のid>={jobSeekerName}&<求職者項目のinput要素のid>_lkid={jobSeekerId}&<求人施設のinput要素のid>={facilityName}&<求人施設のinput要素のid>_lkid={facilityId}&<フラグ項目のinput要素のid>=1
対象のフラグ項目のid属性の値を、「求職者」や「求人施設」のinput要素のid属性の値を確認する時と同じように「検証」して調べます。
以下の場合は「00N6D00000ErlAj」が「MatchingMap経由で作成されたレコード」のinput要素のid属性の値です。
上記で、確認したinput要素のidの値を適用すると以下の例となります。
/a00/e?Name={recordName}&CF00N0l0000097qXV={jobSeekerName}&CF00N0l0000097qXV_lkid={jobSeekerId}&CF00N0l0000097qXW={facilityName}&CF00N0l0000097qXW_lkid={facilityId}&00N6D00000ErlAj=1